八段から十段までの人へ 一章〜必死と貪欲は違う〜

攻略記事を期待した方には申し訳ありませんが、今回は少々精神論めいた話です。


でも音ゲーに限らず気の持ちようってすごく大事なんですよ。
「できる!」と強く思い込むことによって本当にできるようになります。
ナントカ効果って言う名前もきちんとあるらしいですよ。忘れたけどw


あと、IIDXって他の音ゲーに比べて明らかにやった回数に比例するところがあるんですよね。
ランダムが基本だったり(この話はまた次回詳しくしますが)、崩しや固定が複雑だったり、押すことそのものはそんなに難しくなかったりするせいですね。
そのプレイ回数を伸ばしたり、一回一回を確実に有意義なものにしてくれるのがモチベーションだと僕は思ってます。



モチベーションとポジティブな思い込みに一役買ってくれるのが、ライバルですよね。
クリア状況もスコア状況も成長速度も近いライバルってのはなかなか見つけるのが大変かもしれませんが、いいライバルがいると成長速度は段違いです。

ライバルがいれば自分の得意な譜面、苦手な譜面がわかってくるし、目標も立てやすくなると思います。
それに格上の人のスコアを抜いたときの達成感は病みつきになるほどのものだと僕は思います。



さて、ここからが本題です。


IIDXに限った話ではないんですが、音ゲーって誰かと競うものでしょうか。どやるものでしょうか。
僕は本質的なところでは違うと思うのです。

ライバルのスコアやクリアは確かに目標にはなります。
でもそれを抜くことがこのゲームの目的ですか?


僕が思うに、音ゲーってのは陸上競技みたいなものです。
表面上は確かに競争してるかのように見える種目ですが、実際は1人でひたすら自分と戦い続けるものです。
その戦い続けた結果が、どの程度のものかを測る手段としてライバルやランキングがあるだけです。
格闘技じゃないと思うんです。



ライバルと競いながら1人で頑張り続けるのが音ゲーだと僕は思うのです。
矛盾してると感じるかもしれないけど、このことはすごく大事だと思うので最初に書きました。





そんなわけでまとめ



貪欲に上達しようとする姿勢は実際に上達の近道です。
目標を立て、ライバルの胸を借り、進み続ければ必ずうまくなります。

少なくとも十段中級ぐらいまでは才能なんてなくてもなれます。才能なんて要りません。
自分に才能があるかないかを考えるのは音ゲーに飽きたときにでもしましょう。


そして、必死になるのはよしましょう。
ちょっと調子が悪いぐらいで「才能ないし引退だなw」とか嘯いたり、変な自負やどやりに囚われてたら上手くなりませんよ。
ネガティブな感情が習熟に効率悪いのは当たり前なことですからね。

スポーツマンのように爽やかに行きましょうよ。
「今日は調子悪いからまた今度」とか、「よし、満足行くスコア出た!帰ってメシ!」みたいに、ね。






はい、お疲れさまでした。

「おら、こうしたら上手くなれんぞおらー」みたいな勢いだしやたらに説教くさいことを書いたけど、話半分に受け取ってください。
なにが正しいとかそういうものじゃないと思います。


でも上手くなればなるほどこのゲームは楽しいと思うので、上達の助けになれば幸いです。
上手くならないと楽しくないわけじゃないってことも大事なことだけど。