2月の読書

先月、積み本を順調に崩していきたいと書いたばかりだけど、これしか読まなかった。
大学が休みだとなかなか読書の習慣を維持するのがむずかしい。
もう少し気温が高ければ公園で日なたぼっこしながら読書するんだけど。
あ、でも今月は結構アニメや映画を観ました。攻殻機動隊S.A.C.に、ピンドラに、ミッション:8ミニッツに、パプリカに、と。

2月に読んだ本

あ、そういえば先月から読書メーターのまとめ機能を使うのをやめて、アフィリエイトリンク載せてるけど、感想は読書メーターで書いたもののコピペです。

輪るピングドラム 上

ノベライズって普段倦厭してるんだけど、評判が良かったので買ってみた。
文章もわりとすっきりしてるし、装丁もいい感じだし予想以上によかった。扉絵とか目次があるとうれしかったかな。
アニメは晶馬の目線で話が進んでいた節があったので、陽毬や苹果の一人称の部分が新鮮だった。

輪るピングドラム 中

アニメよりも、罪と罰や苹果の恋心が強調されててよい。

輪るピングドラム　下

アニメの方がいくつも表現を重ねて一つのことを描き続ける重層的な作りだったのに対して、こちらは少しあっさりしていた気がする。
本当に素晴らしいのだけど、それだけにこの作品の素晴らしさを今さら言葉を尽くして説明したくない気さえする。

のりりん(4) (イブニングKC)

実は買ってからしばらく寝かせていたので、三冊一気にまとめ読み。

のりりん(5) (イブニングKC)

見開きとか吹き出しとかのリズムがなんとも言えず好き。新しいものに触る楽しさが伝わってくる感じ。
このリズムで繊細な話も残酷な話もワクワクする話も書いてしまうこの人の漫画が本当に好き。

のりりん(6) (イブニングKC)

背景がなんかすごくいい。ロケしてきたって話だけどなるほど。混じりっけのないロードバイク漫画だなーほんと。

今月後半は紛れもなくピングドラムでした。
エヴァと並ぶぐらい好きなアニメです。本当に好き。
原作小説も悪くはないのだけど、幾原監督は詰め込みまくっても綺麗にまとめられる人なのでアニメ版がやはり素晴らしい。
ふたつはほとんど同じ話だけど、一人称の部分で晶馬以外の考えてることがわかりやすかったり、陽毬が家を出て行くところが少し違ったり、という感じ。
内容については下巻の感想にもある通り、下手に触れるのがむずかしいのであまり書きません。

そういえば、今月の頭に鬼頭先生のトークショーに行ってきました。
なるたるからファンになったので神経質で自閉的な人なのかと勝手に思っていたけど、全然そんな印象ではなかったです。
企画中の新作のラフとか、漫画を描きはじめるきっかけだとか、自転車の魅力とか自転車の魅力とかについて語ってらっしゃいました。
サインをいただくときに、『のりりん』というタイトルについてなるたるののり夫となにか関係があるのかと尋ねたら、「かぶっちゃうけどいいかなって感じ。でもタイトルはあとで効いてくるから楽しみにしてて」とおっしゃってました。

2月に積んだ本

今日も大量に漫画を買い込んできたので、今月はたくさん読みたいところです。
漫画は量が多いので割愛。

オン・ザ・ロード (河出文庫)

翻訳をした青山先生にいただきました(自慢)。ずっと読みたかったのでありがたかった。

永遠の森 博物館惑星 (ハヤカワ文庫JA)

薦めていただいたクツカケさんにいただきました(自慢)。早く読みたいです。

2月に読みたいと思った本

スタッキング可能

たまたま著者インタビューを目にしたのと、坂上さんが褒めていたのとで。

何者

まあ、読まねばなるまいでしょう。

果てなき天のファタルシス (星海社FICTIONS)

リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)

リヴァイアサン　クジラと蒸気機関 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

スチームパンクももっと読みたい。ファンタジーばかり読んでいた子どもの頃のワクワクを思い出せる。

量子怪盗 (新★ハヤカワ・SF・シリーズ)

本にだって雄と雌があります

Delivery (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)

盤上の夜 (創元日本SF叢書)

この辺りは2012年ベストSF投票的なものから。

ゾラン・ジフコヴィッチの不思議な物語 (Zoran Zivkovic's Impossible Stories)

佇むひと―リリカル短篇集 (角川文庫)

虚航船団 (新潮文庫)

朝のガスパール (新潮文庫)

残像に口紅を (中公文庫)

東海道戦争 (中公文庫)

そろそろ筒井康隆にも手をつけたい。

ひとりぼっちの地球侵略 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

咎人の星 (ハヤカワ文庫JA)