10月に読んだ本


先月はぼちぼち読んだ。
夏以降の読書熱再燃が止まらない。


2012年10月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3571ページ
ナイス数:30ナイス

▼読みたい本
西瓜糖の日々 (河出文庫)西瓜糖の日々 (河出文庫)感想
ヒッピー的コミューンのメタファーなのかと思いながら読んでたけど、解説によると60年代なかばに書かれたってことであの時代より前らしい。かっこよく言えば詩的だし、ダサく言えばよくわからん。でも言葉ってすごいなーという感じ。
読了日:10月30日 著者:リチャード ブローティガン

ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)ゲイルズバーグの春を愛す (ハヤカワ文庫 FT 26)感想
古き良き時代へのノスタルジイが詰まった短篇集。すごく塩梅がよかった。表題作と『コイン・コレクション』が好き。小道具がタイムマシンやブラックホールじゃなくてコインや切手ってところが気が利いてる。
読了日:10月29日 著者:ジャック・フィニイ

NieA7 Recycle (カドカワコミックス・エース)NieA7 Recycle (カドカワコミックス・エース)感想
アニメも観たい。
読了日:10月29日 著者:安倍 吉俊

リューシカ・リューシカ(5) (ガンガンコミックスONLINE)リューシカ・リューシカ(5) (ガンガンコミックスONLINE)感想
そうそう、踏切の音と光がズレてるの気になるよね。わかるよ。 / 安倍先生にお子さんができたそうなので、リューシカがこれからどう変わるのか楽しみ。
読了日:10月28日 著者:安倍 吉俊

All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)感想
読む前はダサいタイトルだと思ったけど、読後に意味を考えなおすとちょっとグッとくる。食堂の喧嘩の場面はわかりやすいし、鉄あり血ありロマンスありでベタな良さと読みやすさがあった。目次のチャート図もいいね。ただギタイの例のからくりは無理というか矛盾があるような……。
読了日:10月23日 著者:桜坂 洋

いま集合的無意識を、 (ハヤカワ文庫JA)いま集合的無意識を、 (ハヤカワ文庫JA)感想
神林長平の一冊目がこれってのはよかったのか悪かったのか。総じておもしろかったけと、表題作は少しずるい気がした。
読了日:10月22日 著者:神林 長平

空が灰色だから 3 (少年チャンピオン・コミックス)空が灰色だから 3 (少年チャンピオン・コミックス)感想
「選択する私と〜」と「別に大丈夫やけどな」が好き。根底にあるのが普遍性じゃなくて、あるあるっていう似て非なるものなところがこの漫画のおもしろさかもしれない。あるあるすぎないあるある。
読了日:10月20日 著者:阿部 共実

冷血 (新潮文庫)冷血 (新潮文庫)感想
ずっしりときた。事実を虚構に落としこむテクニックが素晴らしい。映画も観たけど原作の方がいいな。カポーティ自身を映画にした『カポーティ』の方も観たい。
読了日:10月19日 著者:トルーマン カポーティ

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)感想
形式、アイデアともにさまざまな分野に広がった不思議な短篇集だった。訳者が一人でないせいか、アンソロジーのような趣があった。/それにしても全編すばらしい。認識であったり観念であったり、抽象的なアイデアを扱ったものが多いけれど、けして読みづらくはないと思う。どちらかというと人に贈りたくなる本。
読了日:10月9日 著者:テッド・チャン

ぼくらの☆ひかりクラブ 下[中学生篇]ぼくらの☆ひかりクラブ 下[中学生篇]感想
最初から本編とこれを重ねあわせた形になっていればもっと好きになったかもしれない。
読了日:10月6日 著者:古屋兎丸

ぼくらの☆ひかりクラブ 上[小学生篇]ぼくらの☆ひかりクラブ 上[小学生篇]
読了日:10月6日 著者:古屋兎丸

ライチ☆光クラブ (f×COMICS)ライチ☆光クラブ (f×COMICS)感想
たまにはこういうのも読む。
読了日:10月5日 著者:古屋 兎丸,東京グランギニョル「ライチ光クラブ」

隣の彼方 (マーガレットコミックス)隣の彼方 (マーガレットコミックス)
読了日:10月2日 著者:香魚子

▼読みたい本
新・装幀談義新・装幀談義
著者:菊地 信義
競売ナンバー49の叫び競売ナンバー49の叫び
著者:トマス ピンチョン
魚舟・獣舟 (光文社文庫)魚舟・獣舟 (光文社文庫)
著者:上田 早夕里
式の前日 (フラワーコミックス)式の前日 (フラワーコミックス)
著者:穂積

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