第一回 まんがるせまとめ
ちょっと前、やりたいよなーというようなことをこのブログでも書きましたけど、
こんな感じで本当にマンガオフをやりましたよ!!
http://tweetvite.com/event/mangalsay
さて、そんなわけで紹介されたマンガをこちらにまとめつつ、僕がその場で読めたものには僕の感想もくっつけて書きます。
[twitter:@girlsaid]の紹介したマンガ
Under the Rose (1) 冬の物語 バースコミックスデラックス
- 作者: 船戸明里
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: コミック
- 購入: 11人 クリック: 109回
- この商品を含むブログ (81件) を見る
まずは一人目、発起人の僕が紹介したのはこちらのマンガ。
Webコミック、スピカで連載しているヴィクトリア朝時代を舞台にしたマンガです。
主に第一部、冬の物語について紹介しました。
第一部の主人公は11歳の少年なんですが、意外とこの年頃のキャラクタを反抗期真っ盛りの少年として描いた作品は少ないような気がして、そういう意味でこの作品は素晴らしいと思いました。
創作らしい少し大人びた部分と、まさにこの年頃ならではの思い込み突っ走りとそれに伴う痛みがとても鮮烈でいいです。
話はそこから少し脱線して、電子コミックってどうよみたいな話だとかにも少し発展しました。
自分で話したことはメモを取らなかったから自分のが一番何書いていいかわからないですねw
[twitter:@smania0711]の紹介したマンガ
- 作者: 小手川ゆあ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/12
- メディア: コミック
- クリック: 10回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
数学マニア、スマニアさんの紹介したマンガはこちら。
自殺しようとする人たちをなりゆきで止めることになる二人の少女の話です。
生き死にについて描くのが本当にうまい。
短期連載されたものだけど、話のまとまりが非常によい。
繊細で答えの見つけづらい問題を扱ってはいるけれど、ラストにカタルシスがきちんとあり、読後感が非常によいというものでした。
一冊で終わるマンガの良さについてもここで少し話題にのぼりました。
僕の感想
なるほど、確かに構成のシンプルさ、読後感がとてもよかった。
自殺は是か否かというような問題をマンガの中で扱うとどうしても明確な答えを避けたような終わり方になってしまいがちだけれど、
むしろこの作品は答えが用意されてないことを前提に描かれたもののように感じた。
とにかく疾走感が素晴らしい。
部屋の隅でうずくまって頭で考えるのではなく、ただひたすら駆け抜けて走り続けることで見えてくるものがあるというのは伝えづらいものではあるけれど確かな物のように思えた。
[twitter:@sayudot]の紹介したマンガ
- 作者: とよ田みのる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/06/23
- メディア: コミック
- 購入: 19人 クリック: 168回
- この商品を含むブログ (162件) を見る
若きマンガ読み、まさゆめさんの紹介したマンガはこちら。
一大決心をして告白した女の子から付き合う条件として「とあるピンボール筐体のハイスコアを更新すること」を突きつけられる。
ゲームをプレイすることに暇つぶし以上の意味を見出せない主人公が、ゲームを日常にしていく過程を描く。
感情をストレートに描くのがとてもうまい。
音ゲーマーはいいから読め!との紹介でした。
[twitter:@udukikko]さんの紹介したマンガ
- 作者: よしながふみ
- 出版社/メーカー: 新書館
- 発売日: 2004/04/01
- メディア: コミック
- 購入: 6人 クリック: 70回
- この商品を含むブログ (304件) を見る
書店員経験があり、ご自身が書く側でもあるウヅキッコさんの紹介したマンガはこちら。
白血病が完治して、一年遅れで高校に入学したところから始まる学園もの。
恋愛だとか友情だとか、そういうものはもちろんあるのだけれど、なにが主軸というわけでもなく優しく進んでいく話。
キャラクタの「なにが好きか、なにが嫌いか」のちょっとしたぶつかり合いであったりが個性を際立たせてそれぞれを魅力的にしている。
『きのう何食べた』を現在連載中のよしながふみらしい、ちょっとしたところでの弁当やお菓子の描写などもとてもよい、という紹介でした。
非常に申し訳ないのですが、時間の関係で僕はこの作品を読むことができなかったので感想はなしです。
もちろんきっと近日中に読みます。
[twitter:@cink]さんの紹介したマンガ
- 作者: 黒田硫黄
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10/23
- メディア: コミック
- 購入: 3人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
Spin the discのうまいマンガ書き、シンクさんの紹介したマンガはこちら。
「言葉にできないものを見た!」
初めて読んだときの衝撃は圧倒的だった。
墨を磨って筆で描かれた絵、独特のページ作り、掲載されてる雑誌の中で明らかな異彩と存在感を放っていた、という紹介でした。
ホームレスであるシノブと師匠の天狗の人間社会との距離、それぞれの心のすれ違いを描いた作品、だそうです。
こちらも時間の都合で読めなかったのですが、ドンとガストのテーブルにこのマンガが置かれた瞬間に「ヤバい・・・!」と思いました。
時間が許したとしてもこれは自分で買って、一人部屋で携帯とPCの電源を切って読みたいと思い、その場では読まなかったんじゃないかと思います。
さて、以上でとりあえず一人一作ずつの紹介をまとめました。
とは言っても、みなさん複数作持ってきてくれたのでそちらも簡単にではありますけどまとめておきます。
[twitter:@smania0711]
- 作者: つじ要
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/09/22
- メディア: コミック
- 購入: 56人 クリック: 2,332回
- この商品を含むブログ (60件) を見る
[twitter:@sayudot]
- 作者: 井田ヒロト,須田良規
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2007/10
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 36回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
- 作者: 森高夕次,アダチケイジ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/05/23
- メディア: コミック
- 購入: 8人 クリック: 461回
- この商品を含むブログ (93件) を見る
りびんぐゲーム 1 アパートの部屋貸します (ビッグコミックス)
- 作者: 星里もちる
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1991/09
- メディア: 単行本
- クリック: 26回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
FULLSWING 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
- 作者: 武論尊,マツセダイチ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/09/10
- メディア: コミック
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
[twitter:@udukikko]
- 作者: 谷川史子
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1997/02
- メディア: コミック
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (21件) を見る
- 作者: 小田扉
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2004/06/01
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 6回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
[twitter:@cink]
- 作者: 九井諒子
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2011/03/30
- メディア: コミック
- 購入: 34人 クリック: 408回
- この商品を含むブログ (142件) を見る
- 作者: 真造圭伍
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/08/30
- メディア: コミック
- 購入: 10人 クリック: 156回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
これで当日、ガストのテーブルに並んだマンガはすべてだと思います。
とてもいい会でした。
紹介されたものは読みたくなるし、そこから広げたくもなる。
同じ話題で盛り上がった人の好きなものをもっと知りたくなる。
第二回をやりたくてついこのエントリのタイトルにも第一回って入れちゃいました。
またやりたい!!