Period.


C85二日目にAtomicAge.net初の書籍『Period.』を頒布させていただいたのですが、なんと完売という運びになりました。
関係者に配布する分などが僅かに手元に残っているのみで、現状は文字通り在庫なしです。
音ゲーというマイナージャンルのコミケ初参加としてはそれなりに強気な部数刷ったと思いますので、正直な話、在庫の段ボールに囲まれながら小麦粉を溶いたお湯をすする生活を覚悟していました。
それだけ売れないことを想像していただけに、今日の座る暇もないほどの忙しさはポカンとするほどの驚きと涙ぐむほどの感動の連続でした。本当にありがとうございます。


偉そうなことを言うようですが、僕は音ゲーマーというのをゲーセンとコンポーザーが関わるイベント以外にお金も時間も使わない人種だと思っていました。
二次創作なども含めた発信側の人が少なく、公式以外の発信にはそこまで興味や関心を持たない人ばかりなのではないか、と。
そんなわけで売れ行きには全く期待していなかったのですが、こういう情報に興味を持つ人が思いのほかいることはとても励みになりました。
KACやSDVXの公募の影響も大きいと思いますが、AtomicAge.net、CosmicRaise.netの活動などで公式以外の発信者に対する関心が高まっているのだとしたら嬉しいです。
本当に何様のつもりだと言う感じですが、イベントや新作の情報を調べるのが面倒くさくて教えて君的になる人が一人でもいなくなるよう、「あそこを見ればとりあえず全部載ってるやろ!」と思える場所を作りたくてAtomicAgeをやっているので。
僕自身が音ゲーどっぷりなので「まだまだ知らないおもしろい話が音ゲー界隈にはたくさんあるよ!一緒に話そう!」という感じです。
まだまだ至らないところだらけですが、今回のことで一層頑張っていこうと思えました。


ここまで好評だと調子に乗って第二弾を作ったり、増版や委託など今回手に入れられなかった方の声にも応えたいところなのですが、どこまで出来るかまだはっきりしてないのでなんとか目処を立てたいところです。
情けないことに誤植などもありまして、その訂正の用意も急がせていただきます。


改めまして、手にとってくださった方、制作に携わってくださった方、陰に日向に応援してくださった数え切れないほどの方々、本当にありがとうございました。