4月の読書


たくさん読んだように見えて、ほとんど積んでた漫画の崩しだったり。
でも惜日のアリス、スタッキング可能、バイオーグ・トリニティ、ストロボライトと抜群にいいものをたくさん読めたいい一ヶ月だった。





4月に読んだ本

2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:5631ページ
ナイス数:32ナイス



惜日(せきじつ)のアリス

惜日(せきじつ)のアリス

何度も首の後ろがチリチリとして、鼻の奥がかあっと熱くなりながら読んだ。不器用でもいいから真摯に誠実に言葉と向き合う姿勢に、胸キュンとか萌えって言葉を使いたくなるほど鷲掴みにされた。書きたい。今猛烈に小説を書きたい。
読了日:4月24日 著者:坂上 秋成


スタッキング可能

スタッキング可能

表題作も実験的なようでいて案外すっと整ってる感じで、めちゃくちゃおもしろかったけど、他もよかった。自分が女性だったら、またずいぶん印象違ったんだろうなぁとも思う。それがいい意味でなのか悪い意味でなのかはわからないけど。
読了日:4月3日 著者:松田 青子


飛行士と東京の雨の森

飛行士と東京の雨の森

心地よい物語ではあったけれど、なんとなく心地よいだけで終わってしまった感もある。
読了日:4月18日 著者:西崎 憲


零式 (ハヤカワ文庫JA)

零式 (ハヤカワ文庫JA)

「速さで壁をぶっちぎる」というわかりやすくベタなイメージの重ねあわせを使った青春サイバーパンクライトノベルという感じ。歴史改変の仕掛けはおもしろいし、ラノベ的な体言止めもそこまで気にならなくてなかなか。いろんな意味で、もう5年ぐらい早く読みたかった。
読了日:4月10日 著者:海猫沢 めろん


巻頭の見開きで舞城節全開の疾走感ある語りをやってからの、戦車が並んでて怪獣とロボが戦ってる夜の町を極子とバイクで駆け抜けるシーンまでの掴みが完璧すぎる。セーシュンの恋の前には世界の危機も関係ないって感じ。
読了日:4月20日 著者:大暮 維人


銀の三角 (1982年)

銀の三角 (1982年)

壮大な叙事詩だった。こう言ってはなんだけど、萩尾望都的なイメージとロジックの狭間の泳ぎ方のようなものがまだうまく掴めてなくてあまり理解できていないような気がする。再読したい。
読了日:4月19日 著者:萩尾 望都


同級生 (EDGE COMIX)

同級生 (EDGE COMIX)

何度読んでもいい。
読了日:4月17日 著者:中村 明日美子


卒業生-冬- (EDGE COMIX)

卒業生-冬- (EDGE COMIX)

はあ、草壁かわええ。
読了日:4月27日 著者:中村 明日美子


三文未来の家庭訪問 (アフタヌーンKC)

三文未来の家庭訪問 (アフタヌーンKC)

こんなにSF的発想に満ちあふれていてSF感覚を刺激してくれてSF欲を満たしてくれる漫画を僕は他に知らない。パンクな短編もおもしろかったけど、『パンサラッサ連れ行く』のSF的には逆転の発想(しかも漫画でしか実現不可能な)も本当におもしろかった。ただ、どうしても読んでいて疲れるので、巻末漫画のようなコミカルなノリがもう少し随所に挿入されていると読みやすいかもしれない。
読了日:4月16日 著者:庄司 創


Hatch 1 (Feelコミックス)

Hatch 1 (Feelコミックス)


読了日:4月16日 著者:村上 かつら


Hatch 2 (Feelコミックス)

Hatch 2 (Feelコミックス)

母親のかけた呪縛と婚活の話で少し軸がぶれているような気もしたけど、よかった。「結婚してくれない男」って言葉刺さるなぁ。
読了日:4月16日 著者:村上かつら


千年万年りんごの子(1) (KCx)

千年万年りんごの子(1) (KCx)

孤児だった主人公が見合いで林檎農家に婿入り、と来たら、家族や絆の獲得の物語だろうか、と思って読んでいたら意外にも伝奇的なお話に。これからどうなるのかまだ全然わからないけど、結構期待してます。
読了日:4月15日 著者:田中 相


ストロボライト

ストロボライト

漫画にここまで見事なメタフィクションやられちゃうとどうしていいのかわかんないね。でもメタフィクション的な構造と回想の繋がりがいまいち希薄だったような気も。/主人公が明らかに『好き好き大好き超愛してる』の柿緒編の主人公でニヤリとした。
読了日:4月15日 著者:青山 景


空が灰色だから5(完結)(少年チャンピオン・コミックス)

空が灰色だから5(完結)(少年チャンピオン・コミックス)

やる気の話すごく好き。やっぱりあの三人組いいよね。あと最後の話をああやって締めるのは空が灰色だからって感じで、うんうん。
読了日:4月13日 著者:阿部共実


ひとりぼっちの地球侵略 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

ひとりぼっちの地球侵略 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

つかみもいいし見開きや大ゴマの迫力もすごい。黒基調の表紙もたまらないなー。先輩が少し謎キャラなのでこれからどうなるか楽しみ。
読了日:4月4日 著者:小川 麻衣子


いまいち話の方向性が見えてこなくて少し不安。でもまだまだこれからってところだしやっぱり続きが楽しみ。
読了日:4月16日 著者:小川 麻衣子


さよなら私たち (マーガレットコミックス)

さよなら私たち (マーガレットコミックス)

最近の短篇集を先に読んだので少し拙さが気になってしまった。でも絵も話もすごく熟れた感じになってきているので、これから目が離せない感じ。
読了日:4月4日 著者:香魚子


もう卵は殺さない (マーガレットコミックス)

もう卵は殺さない (マーガレットコミックス)

表題作がとにかく秀逸。メタ的な要素を含んでいるのにまとまりがすごくいい。『茉莉花にくちなし』はタイトルもよかった。
読了日:4月4日 著者:香魚子

ZektbachとしてではなくTOMOSUKEとしての解説が逐一添えられていてかなり親切。描きおろしイラストは多くはないし付属CDも再録中心で装丁もそこまで豪華ではないので正直高すぎると思うけど、そこに目をつむればまずます。
読了日:4月2日 著者:


マリさん (モーニング KC)

マリさん (モーニング KC)

純粋で盲目的な主人公って見てるのがつらくてついページをめくる手が速くなってしまうんだけど、後半の疾走感がすごくてむしろ追いつかれてしまった。
読了日:4月2日 著者:矢寺 圭太


Rozen Maiden 新装版 4 (ヤングジャンプコミックス)

Rozen Maiden 新装版 4 (ヤングジャンプコミックス)

この辺読んでると、なんで通算15冊ぐらいまで続いてるのか不思議な感じ。もっとサクッと完結しそうなテンポなのに。
読了日:4月2日 著者:PEACH-PIT

Rozen Maiden 新装版 5 (ヤングジャンプコミックス)

Rozen Maiden 新装版 5 (ヤングジャンプコミックス)


読了日:4月2日 著者:PEACH-PIT


Rozen Maiden 新装版 6 (ヤングジャンプコミックス)

Rozen Maiden 新装版 6 (ヤングジャンプコミックス)


読了日:4月5日 著者:PEACH-PIT


ローゼンメイデン 1 (ヤングジャンプコミックス)

ローゼンメイデン 1 (ヤングジャンプコミックス)


読了日:4月6日 著者:PEACH-PIT


ローゼンメイデン 2 (ヤングジャンプコミックス)

ローゼンメイデン 2 (ヤングジャンプコミックス)


読了日:4月6日 著者:PEACH-PIT


ローゼンメイデン 3 (ヤングジャンプコミックス)

ローゼンメイデン 3 (ヤングジャンプコミックス)

読了日:4月6日 著者:PEACH-PIT


ローゼンメイデン 4 (ヤングジャンプコミックス)

ローゼンメイデン 4 (ヤングジャンプコミックス)

読了日:4月6日 著者:PEACH-PIT


ローゼンメイデン 5 (ヤングジャンプコミックス)

ローゼンメイデン 5 (ヤングジャンプコミックス)

読了日:4月6日 著者:PEACH-PIT


ローゼンメイデン 6 (ヤングジャンプコミックス)

ローゼンメイデン 6 (ヤングジャンプコミックス)

読了日:4月7日 著者:PEACH-PIT


ローゼンメイデン 7 (ヤングジャンプコミックス)

ローゼンメイデン 7 (ヤングジャンプコミックス)

読了日:4月7日 著者:PEACH-PIT


ローゼンメイデン 8 (ヤングジャンプコミックス)

ローゼンメイデン 8 (ヤングジャンプコミックス)

読了日:4月7日 著者:PEACH-PIT